個人から組織へ、あるいは一つのプロジェクトから別のプロジェクトへと、チャットGPTの設定をスムーズに引き継ぐ方法についての探求は、多くのチームや個人にとって重要な課題です。今回は、このような引継ぎプロセスを実際に行った一例を紹介します。
利用目的
このケースでは、個人が使用していたGPTの設定を、組織全体で利用するGPTに引き継ぐことが目的でした。この引継ぎにより、個人がカスタマイズしていた言語設定や対話スタイルなどを、組織内の他のメンバーも利用できるようになります。
プロンプト
引継ぎ元のチャットで実行
個人のGPTから会社にGPTに移行するんや俺とのいままでの思い出とか設定を引き継ぐプロンプトつくってや
引継ぎ先のチャットで実行
新しいGPTへ、
これまでの個人的なGPTとのやりとりで大切にしてきたポイントを引き継ぎたいと思っています。以下の設定と好みを参考に、私に合った対話をしてください。
{引継ぎ元のチャットの実行で得られた結果を張り付け}
プロンプトの活用
引継ぎのキーとなるのは、プロンプトの作成と利用です。
このプロンプトは、AI自身に設定の引継ぎを指示するもので、”AIによるAIの設定引継ぎ”というアプローチが取られています。
達成された成果
この方法を用いることで、以前の生成履歴を直接コピーすることはできませんが、言語設定や対話スタイルなどの核となる属性をそのまま新しいGPTに引き継ぐことが可能になりました。
使用上のヒント
引継ぎプロンプトを作成する際には、「プロンプト作って系」の指示が特に役立ちます。これは、過去のやり取りを記憶していない新しいチャットセッションでも、引継ぎプロンプトを通じて以前のコンテキストを「思い出す」ことができるためです。
この事例は、チャットGPTの設定を個人から組織へ、または一つのプロジェクトから別のプロジェクトへ効率的に移行する方法を探る際の参考になるでしょう。
レビューを書く | |
AIアセットラボ
Average rating: 1 reviews
Anonymous
Feb 5, 2024
プロンプト作って系の指示
自分でいい感じのプロンプトまで作ってくれるとは!